台風がまさに通過しようとしていた9月23日に、甥っ子が3094gで産まれました。
ちなみに妹の子(わたしは二人姉妹)なのですが、妹が産まれたときは大雪(10年に一度って言われてた)ので、甥が産まれたときは台風と聞いて大荒れの天気の日に産まれるの決まってるのかなと思ったくらいです。
はじめて産まれた三親等の赤ちゃんで、とても不思議な気持ちになりました。
実際見に行ってみたら、口元あたりとか輪郭とかが赤ちゃんの頃の妹にそっくりで、本当に可愛くて仕方なかった。
これが世にいう甥沼というやつか(はまったら課金まったなし)、という事で色々とプレゼントを考えるのもとても楽しかったw
でも、本当に甥っ子が健康に生きて産まれる事って奇跡に近いなぁと思う。
うちは、旦那は仮死状態で産まれてきた(いまは健康)とか旦那の兄になるはずだった人は死産で産まれてきたらしいので、本当にギリギリちゃんと産まれるまでは妹を失うんじゃないかとか実はダメだったとかじゃないか、と不安で仕方なかった。
特に今は高齢出産が増えていて35歳で産むのなんて珍しくもないんだけれど、やはりみんな子供が欲しいとか赤ちゃん欲しいっていうのは、健康や障害を持って産まれない前提で話しているけれど、実際本当に手放しで健康って状態で産まれるのって奇跡だと思ってしまう。
事実、妹と同い年の友人の子は産まれて数日で亡くなってしまったと聞いて、よりそう思ってしまった。
そして出産を終えた妹がほんと顔色もいまいちよくなくて疲れ切っているのを見てなおさら、出産は本当に大仕事で命をかけた戦いと思ってしまう。
正直自分もまだ子供がいないのだけど、やっぱり産むべきなのか産まないべきなのか自分の中で決め切れていないなぁと甥がかわいいなぁと思いながらちょっと考えてしまった。
超高齢出産だし(ほんとギリの30代)、健康な子が産まれる保証なんてなかったりする。
そして一生その子に対して責任を追うかとか、旦那が経済的に自信があるか含めて色々と考えてしまうところはある。
そして、妹の旦那が妹の苗字(旧姓)を継いでくれて産まれたのが男の子なので、わたしの旧姓がこの世に残るのは嬉しいけど、私の旦那の姓は正直本家は男の子ばかりらしいので、あまりそこはこだわらなくてもいいのかなぁとも思ってしまうところはある。
とまぁ、いろいろと自分の中で考えさせられる妹の出産だったなぁと。
ただ、ひとつ言えるのは何にしろこのちょっとだけ目を離したら死んでしまうと思う儚い生き物を育てたいと思うほど、やはり赤ん坊は愛しいな、と。
あと「子育てをしないと勿体ない」といってた、妹の旦那がとてもかっこいいなと思ったのも意外といえば意外でした。
これから甥っ子の成長をみつつ、いろんな事を発見していけたらなとひそかに思っています。
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