どうも久々の更新です。
さぼってしまいましたw
とりあえず、ベッドの中でちょっと見たい映像作品は消化してたりしました(‘ω’)
いいですね、映画ゆっくり見るの…w
ってことで、昨日見てたのは是枝裕和監督の「三度目の殺人」です。
一言でまとめるとそうだなぁ…人を裁くとはどういう事なのか?という事を感がさせられる作品です。
主人公の弁護士が、二度目の殺人を犯した被告を弁護する事から始まります。
供述が二転三転とし、どれが真実か解らない状況で被告の動機を調べていくと、実は違う動機で犯行を行ったのか疑問が沸き上がってくるという、法廷サスペンスものです。
謎が謎を呼び、そして結果真実は明かされない、人を本当に裁く事の意味とは?というとても考えさせられる映画でした。
さすが、是枝監督。
一貫して、是枝監督のテーマは「家族」なんですよね。
柳楽くんの映画「誰も知らない」、映画祭で賞をとった「万引き家族」「そして父になる」もそう…
日本映画らしい映画といえば映画なんですが、どの世界でも起こりうる題材なんですよねどの作品も。
次回作の原作を読んだ、「ファーストラヴ」もとても楽しみにしています。
この作品も、主人公も被告も被害者家族も、外には決して見える事のないそれぞれの事情を抱えています。
とても幸せじゃない家族、外から見える家族像と内側から見える家族像が全く違う。
最後に何とも言えない後味の悪さが残り、ずっとそれが考えさせられるのです。
罪とはなんなのか?
罪は国家が裁く事によって果たして消えるのか?
本当に殺人とは悪い事なのだろうか?
色々とみた後に、いろいろ考えてしまって眠れなくなるという、とてもいい映画でした。
ネタバレは控えますが、それぞれのキャスティングも最高だしひたすら役所広司が不気味。
そして福山雅治がいけすかない弁護士から、だんだんと洗脳されていくという怖さもあり…そして広瀬すずがそんな中とても綺麗。
よかったらぜひ、一度見て感想を言い合いたいです。
はやくコロナが吹き飛んで、映画館に色々みにいきたいなぁとも思いました。
きっと今週末も引きこもりですw
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